タニヤの夜の雰囲気を探索

 夕食を食べ満足しましたが、本格的な夜遊びにはまだちょっと時間があるようなので、噂に聞いている「タニヤ」と「パッポン」を見学に行こうと思いました。

 以前あの辺りを歩いたことがありますが、それは昼間の出来事で夜はいったいどうなっているのか?、というのが主たる関心事で、別段店に入って飲み食いしようとは思っていません。

 リトルイタリーを出て、ちょっと歩けばすぐに地下鉄入り口の階段になります。階段を下りて券売機でシーロム駅まで乗車券を購入。22Bです。日本円で60円ぐらい?安いです。

 シーロム駅で降りて、階段をどんどん登りBTSの高架まで上がります。そうしないと歩道は露店が溢れていてまともに歩けません。露店は帰りがけに見ることにして、先を急ぎます。

 サラデーン駅の北側から地上に降り、露店の間をかいくぐってタニヤ通りへ。時刻は8時近く。まだ本格的な営業時間ではなかったのかもしれません。

 しかし露店の間を歩いている最中にも、横から変なおっさんが写真みたいなものを持って近づいてきます

 この手のタイプとは、視線を合わすとつきまとわれることが分かっているので、写真にも一切関心を払わず、手で必要ないというように合図して先を急ぎます。

 基本的にこちらが足を止めずにズンズン歩いていくと、それほどつきまとわれることはないようです。しかしつい写真を見てしまったり、おじさんと視線を合わせたりすると、途端に「脈あり」と判断されて、何十mも一緒に歩くことになります。

 さてタニヤ通りです。私が想像していたよりも、夜は通りが広く感じられました。車も普通に行き交っていますが、通行人は車道を歩いています。その理由は、舗道上では呼び込みが行われているからです。

 先ほどより心持ち歩調を緩めて、少しゆっくりした足取りで歩いていくと、あちこちから声がかかります。

 それにしても時間が早いのでしょうか。呼び込みの人数に較べると、歩いている通行人の数が少ないように感じました。また物色するようにのんびり歩いている人も少なく、これではタニヤの経営は大変だろうなあと感じました。

 事実タニヤ等の検索文字で調べると、店の入れ替わりがものすごく激しいようです。また価格もセット料金なるものが出来、1時間程度なら600〜1000B前後で遊べるシステムが出来上がっているようです。

 ただ一時期は会社の接待で使われることが多かったようですが、最近は経費節減のあおりで、もしかすると個人客が増え、そのためセット料金等のシステムになってきているのかもしれません。

 ともあれ、端から端まで約200mをのんびり歩いて、無事?に反対側に到着。そこからまた折り返すのも芸がないので、左折してパッポンに向かいました。


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