キングアンドアイ・マッサージ&スパへ

 昼寝をして起きたのが夕方4時。明日の帰国のために荷造りをしました。その後まだ夕食までに時間があるので、ネットでマッサージの店を検索。もちろん真面目な古式マッサージです。

 調べてみると、アソーク駅とナナ駅の間に、「キングアンドアイ・マッサージ&スパ」という店があることが分かりました。女性でも安心して利用できるとのことなので、これなら余計な気遣いは無用だろうと考えました。

 ホテルを出てぶらりぶらりと歩き、今回は一度も行っていないナナ駅方面に向かいます。いくつかある横道をのぞき込みながら進みますが、店が分かりません。

 「こりゃ行きすぎたか」と思った頃看板を発見。左に曲がって10mぐらいの右側に入り口があります。それにしても初めての店というのは入りにくいものです。

 しかしここまで来て帰ったのでは意味がないので、勇気を出してドアを開けると目の前がカウンターでした。そこに若いお姉さんが二人待機。しかし先客がいます。

 と思ったらこの先客は、お姉さん相手に暇つぶしに話し込んでいただけのようで、私に気がつくと場所を空けてくれました。結構狭いカウンターです。

 カウンターに近づきメニューを眺めていると「どうしますか?」と聞かれたような気がしたので、メニューを指さして「Which is best?」と尋ねると、「90分」という答が返ってきました。

 「2時間」と言われるかなと思ったのですが、まあ相手がそう言うならそれでいいかと考え(60分、90分、2時間というコースがありました)言われるままに料金400Bを払いました。

 さてマッサージ師はどんな人か。別に余計なことは期待していませんが、やはり自分の体をあちこち触られる以上、あまり好みではない女性では気持ちもすっきりしません。

 と思いつつ、促されるままに階段を上がっていくと、そこに数名のマッサージ師が待機しているようで、その中の一人が立ち上がりエレベーターへ誘導。そのままマッサージとなるようでした。マッサージの部屋

 ちなみにマッサージ師さんは、30歳前後の丸顔の可愛らしい方でしたので、ちょっと安心。

 これが強面だと、その顔を見ただけで骨折するんじゃないかと思ってしまいます。

 案内された部屋というか場所は、いくつもの布団が並んだ大部屋をカーテンで仕切ったところ。

 ひじょうに薄暗かったので誰もいないのかと思ったのですが、どうやらこのお店では薄暗いところでマッサージを行うようで、着替えの時だけちょっと電気をつけてくれました。

 着替えてください、と言って置いていったのは、なんとピンクのパジャマみたいな物。思わず「ピンク」と叫ぶと笑われました。

 素早く着替えを行い、部屋の様子を写真撮影。なんとも不思議な空間です。


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