トニーローマで夕食


 ターミナル21のレストラン街に行き、いよいよバンコク最後の夕食だから少し高級な料理を食べようと考え、二つのフロアに分かれているレストラン街をウロウロします。

 しかしちょうど時間的に夕食タイムとなり、いわゆるカジュアルなお店は大混雑。一方カジュアルなのに空いている店もありましたが、これはきっと何か問題があるんだろうと思えます。

 (中華のお店で懲りました。この店も空いていました。高級だからと判断したのですが、サービスにも若干問題ありです)なかなか決まりません。

 そこでどうせならおいしい肉を食べようと考え、ハワイでその名前をよく聞く「トニー・ローマ」へ。

 (私はハワイが好きでこれまで20回近く行っています。ただワイキキのトニーローマはワイキキの西のはずれにあるので入ったことがありません。)

 入り口から中を見ると、ちょっと薄暗くてシックな雰囲気です。場所柄、窓ぎわなら外の夜景が美しいだろうなあと思いつつ入店。すぐに若々しいお兄さんが案内してくれたのが、なんとベストポジションの窓ぎわ

 なにがベストポジションかというと、眼下の道路の向こう側にちょうど「ソイ・カウボーイ」が見える場所だったからです。

 もちろんその通りを徘徊している人までは見えませんが、きらびやかなネオンサインがよく見えます。

 ともかく見晴らしがよいので、気分的にもリラックス。一番小さいステーキにビールをつけて1230B。日本円で3300円ぐらいでしょうか。ちょっとした贅沢を楽しみます。

 味は当然ながら問題なし。柔らかくていくらでも食べられそうです。こういった肉がハワイでも食べられるなら、次回のハワイ旅行で行ってみたいなと思うようになりました。

 しかし当たり前ですが、こういったレストランではたらいている若者達は英語がうまいですね。日本の若い人たちもがんばって英語を勉強しないと、どんどん国際化の中で孤立していくような気がします。(日本でも青山六本木あたりの若者は英語を自在に操るのかもしれませんが)

 「お金を稼ぐために必死に頑張っている」という様子がよく分かります。これはこういったレストランの従業員さんも、路上の露店のおばちゃんも、それこそゴーゴーバーの女の子達にも感じます。

 今から40年ぐらい前、日本にも「猛烈社員」という言葉がありましたが、今は全く聞かれなくなりました。あれが良かったとは思えませんが、少なくとも日本という国がエネルギーに満ちていたことは確かです。

 満腹になったお腹をさすりながら、いつもの通りへ。


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