「王宮」へ

 サバーン・タークシン駅サバーン・タークシン駅 さて、BTS(高架鉄道)の「サバーンタークシン駅」で降りて、ここからチャオプラヤエクスプレスへ。

 駅から歩いていくと、ちょうど真正面にいかにもと言った感じのカウンターがあって、ここでチャーターボートの勧誘をしています。

 うっかり間違えてしまいそうですが、その左隣奥にエクスプレスのカウンターがあります。

 ちなみにチャーターの方は600Bぐらいだと思います。また左奥の小さなチケット販売所では1日パスを販売しているようで、これが150B。

 乗り放題なので安いのかもしれませんが、王宮まで普通に乗れば20Bぐらいですから、これでもかなり高額です。

 パスを買わない場合は船内でチケットを買います。おばさんが順に回ってきますので、そのとき行き先を告げてお金を払います。「グランド・パレス」と言えばOKみたいです。(実際の発音は語尾の音が消えてグラン・パレに聞こえます)
王宮方面の桟橋
 王宮周辺では多数の観光客が乗り降りしますので、その流れに付いていけばいいのですが、ワットポーと王宮では降りる場所が違いますので、ちょっと注意が必要です。

 ガイドブックには船の乗り降りに注意が必要なんて書いてありますが、心配しすぎのような気もします。道ばたでバイクと接触する方がよほど確率的に起こりえる事故です。

 ちなみに年末に来たときは桟橋が1mぐらい上に持ち上がっていたのですが、今回は1mぐらい下がっていました。つまり約3ヶ月で川の水位が2mぐらい下がったと言うことです。

 さてなかなか来ないエクスプレスボートにようやく乗船し、最初に渡し船で「ワットアルン」を見に行こうと思っていたので、桟橋からすぐに渡し船に乗ったまでは良かったのですが、着いたのはまったく別の桟橋でした。チャオプラヤ川の渡し船船内

 桟橋に着いてから気がついたのですが、ワットアルンは一つ手前の「ワットポー」の桟橋で降りなければいけなかったようで、地図も見ないでそのまま乗ってたため間違えてしまいました。

 しかしある意味これも旅行のハプニングと考え、どこかこの辺りでいけるところはないかと桟橋からちょっと離れて地図を広げてみると、なんとここは以前ツアーで来たことがあるシリラート病院」に行く桟橋でした。

 「そうゆうことならそれでいいや、自力で行ってみよう」と考え、バンコク特有の人と屋台の隙間を縫って病院があるとおぼしき方向にぶらりぶらりと歩いていきます。

 暑いので日本のようにさっさと歩けませんし、第一人が多すぎて、歩く通路というか歩道も狭すぎ、さらに歩道は凸凹が多いので、人を見て、足元を見て、屋台の食べ物を見て、途中の路地から人混みに向かってつっこんでくるバイクや車を見て歩きますので、そもそも早足は不可能です。

 適当に昔の記憶をたどって「こっちの方だろう」と思いつつ歩いていくと、ビルの片隅に「博物館」と日本語で書かれた矢印を発見。近づいていくと、ちょっと暗い雰囲気の建物を発見。入り口に小さく博物館と書かれていたと思います。



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