エメラルド寺院

三つの尖塔の裏側、空いています
王宮の土台に鎮座する仏像群
個性的な仏像がいっぱい
王宮の土台を支える仏像群
右上の仏像は手を合わせていますが
こちらは土台を支えています
エメラルド寺院
靴を脱いで、中でしばし休憩と瞑想
といってもエアコンは入っていません


 右に回り込んだ所から左を見ると三つの大きな尖塔が目に付きますが、三つが三つともまったくデザインが異なる形をしています。今回はその裏側にも行ってみました。

 途中建物の壁面に小さな仏像がいっぱい並んでいたりするのですが、興味深いのはその一つ一つの顔つきが全部異なることです。

 日本の仏教で仏様というと、だいたいみんな同じような顔つきをしていますが、タイでは1体1体に個性があります。

 ぶらりぶらりと歩き続けますが、人が多く、暑く(35℃)、この時期の最高温が10℃前後だった埼玉から来たので、体がついていってないなあ、と感じます。

 この日の夕食を食べた「串家」さんのおばさんに教えてもらいましたが、寒いときは毛穴がしまっているんだそうで、それが解放されて、汗がちゃんと出るようになるまでは、暑さとの闘いになるとのことでした。

 さてエメラルド寺院入り口では靴を脱ぎます。靴用の袋が配られていました。靴を袋に入れて寺院内部にはいると、ムッとした暑さと湿気を感じますが、内部は大変静かで、人が動く音しか聞こえません。

 やはり何らかの威厳を感じるのかもしれません。適当なところに、足を仏様方面に向けないように座り、前方をじっと注視します。

 何か仏様からのメッセージを感じることが出来るかなと思っていましたが、やはり凡人には無理なようです。

 それでも渡された日本語パンフレットを見ながら、壁画や正面の仏様を見ていると、何となく心が落ち着くような錯覚?を覚えます。

 ちなみにパンフレットに寄れば、王宮そのものも何回か建て替えられているようで、その経過の中でインドの神々の様式を受け入れるようにしたとのことです。

 じっと目をつぶって瞑想の真似事をしていると、付近ではサラサラという衣服のこすれる音が聞こえるだけで、入り口方面からは観光客の喧噪が聞こえますが、内部は本当に静かです。

 何を祈ると言うことでもなかったので、10分ほどで切り上げましたが、その間も目の前のお布施の箱に次から次へとお金が投げ入れられています。



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