迎賓館 |
チャックリー宮殿 |
トゲトゲした建物 |
今回行けなかったワットアルン |
瞑想の真似事を終え、よっこらしょっと腰を上げます。だいぶお腹も空いてきていますし、ここから先の主要な見所はチャックリー宮殿ぐらいだと思いますので、ちょっとだけ歩みを早くして進みます。
やがて左側に鉄柵があらわれ、その向こうに瀟洒な建物が見えてきました。「ボロム・ビマーン殿」というのだそうで、パンフレットの説明書きを読むと、現在は迎賓館として使われているそうです。
そしてその先にチャックリー宮殿があり、これで基本的な見学はお終いになります。チャックリー宮殿で話題になるのは建物そのものではなく、その両側にきちんと直立している衛兵?さんだと思います。
だいたいの観光客が建物とこの両翼をかためる衛兵さんとの記念写真を撮影してます。
「腹が減ったな〜」とロクでもないことを考えながら、売店方向にフラフラと歩いていくと、左側にやたらトゲトゲした建物が見えます。名前はパンフレットに書いているのですが、あまり書いても意味がないような気がしますので書きません。
ともかくこういった天に向かってトゲトゲした建物を造るのが、バンコクの寺院の特徴かなと思えます。
さらに進むと売店らしきものがあったのですが、結構混雑しているみたいで、主流はタイ料理と判断して諦めました。
ようやくの思いで出口に到着し、思い切ってタクシーを止めてみましたがスクンビット方面は混雑がひどくて行けないということでした。まったくバンコクの交通事情は面倒です。
結局悩むぐらいだったらさっさとチャオプラヤエクスプレスで戻った方がいいと判断し桟橋方面へ歩いていきましたが、この桟橋が王宮方面から向かうと、とんでもなく分かりにくい所でした。
屋台の間の路地のような所を川の方に進むのですが、右の方は対岸の渡し船、左の方は食堂、正面にカウンターがあるので、当然正面のカウンターに向かいかけますが、なにやら胡散臭いものを感じキョロキョロしていると、カウンターのおじさんが手招きします。
しょうがないので近づくと、「エクスプレスボート600B」と言います。「とんでもない!」とは英語では言えませんので、一言「ノー!」とはっきり言ってあたりを見回しますが乗り場が分かりません。
しょうがないので、右側の渡し船のおばちゃんに「エクスプレスはどこ?」と聞いてみると、指だけで後ろを指します。食堂方面です。つまり食堂の中を突っ切らないと桟橋に出て行けない構造になっていました。ともあれどうにかエクスプレスボートに乗車。こちらは15Bです。