ゴーゴーバーにたいする意識の変化

 串家さんを出たのが8時半頃です。夜遊びとしては早すぎる時間帯ですが、これが私の行動スタイルなのでしょうがありません。これをくずすと体調不良になります。

 マッサージ嬢の呼びかけに、微笑みを返しつつソイカウボーイへ。ゴーゴーというのも不思議なもので、いろいろな方がどの店がいいとか悪いとか書かれていますが、結局はある日のある時点で店に入ったときの第一印象が大きいような気がします。

 その時の店の前ではどんな女の子が勧誘していたか、入り口のカーテンを開ける雰囲気はどうか、聞こえてくる音楽や照明はどうか、どんなウエイトレスさんがどの席に案内してくれるのか、席についてから、よく見える場所でどんな子が踊っているか、その踊りの内容はどうか、顔つきや体型はどうか。

 これらの諸条件は時々刻々変化していきますから、いろいろな方のゴーゴー評は本当にその方の一部の滞在時間帯にのみ限られるわけです。実際にはそういった評価が集まって総合評価となるわけですね。

 うざったいことを書いていると思われる方もいると思いますが、何を言いたいのかというと、私の中でのゴーゴーの評価(好みの店)が少しずつ変化していると言うことです。

 初めてのバンコクで、勇気を振り絞り「バカラ」に入り、そこで「世の中にはこんな世界があるんだ」と意識が変わりました。初老の冴えないおじさんであっても、20代の女の子が傍らにすり寄ってくる魅力はなんとも言いようのない快感です。

 その後2回目、3回目のバンコクでは「バカラ」の魅力にとりつかれつつも、他のゴーゴーを見て歩き、結局「バカラ」に落ち着くということを繰り返していました。

 しかし昨年末の4回目の旅行で、猫のようにじゃれついてくる女の子がいることを「シャーク」で発見し、またまた価値観が大きく変わりました。ゴーゴーは女の子とのやりとりをすることが面白いのだという認識です。

 1〜3回目は美して若い女の子とお近づきになること、4回目はジャレアイを楽しむこと、というような意識の変遷を経ているような気がします。

 一方そう思いつつ、一つの店ですり寄ってくる子がいると、他の子があまり近づいてこないという事も分かってきました。彼女らなりに、そのテリトリーに配慮しているのかもしれません。

 ということは客側からすると、よほどの遊び人でない限り、一つの店では一人と決めておかないと、後々トラブルになりそうだなと言うことも分かってきました。(私の場合基本的に一緒に外へ行くことはないので、トラブルが生じるとは思えませんが)

 というわけで、別の様々な女の子と話をしたいと考えれば、必然的に新たな店を開拓する必要があります。

 そういったとき限られた情報であるとはいえ、ネットで高評価を得ている、またはネットでたくさんの書き込みがある店には、なるべく足を運んだ方がいいな、と考えるようになりました。



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