さて四日目です。長い旅行記ですいません。早めに寝たせいか7時に起きました。ただ夜中にハエと蚊が室内を飛び回っていたことを意識しています。
朝のシャワー時に蚊を見つけ、こちらは撃墜。ハエはいつの間にか行方不明になっています。テレビはチャンネル数はたくさんありますが、日本語ページはなく、NHKのワールドニュースを流しっぱなしにして、ヒヤリングの勉強をします。
ホテル全体の印象は、こちらの方が規模は大きいものの、様々な機能を考えると、明らかに「フラマ」の方がいい感じでした。
確かに大きなプールがあってリゾートホテルという雰囲気は感じますが、一方でどこか野暮ったさを感じてしまいます。しかしこういったのんびりした雰囲気を好む方もいると思います。
朝食の前に、ラン島に行く方法をネットで調べてみると、ウォーキングストリートの向こう側にバリハイ桟橋があって、そこから船が出ていることが分かりました。
海と船は大好きなので、今日の予定はこれで決定。朝食会場へ向かいます。
朝食会場はフロント左隣の大きめのレストラン。明るく開放的で、ここの雰囲気はいいですね。スクランブルエッグを作ってもらい席に着きます。
果物が意外においしいことにようやく気がつき始めました。特にスイカは良かったです。果物はスイカ、飲み物はオレンジジュース(ミカンジュース?)が私の定番となりました。
帰国後、タイのオレンジジュースの味が忘れられず、スーパーで濃縮還元のオレンジジュースを何種類か飲んでみましたが、タイのうまさには敵いません。
朝食後部屋に戻って出発準備です。実はラン島には行けたら行こうぐらいにしか思っていませんでした。
というわけで、水着は持ってきていたものの、それ以外は何も持ってきませんでした。
一番ショックだったのはラン島について気がついたのですが、タオルを忘れたこと。情けないです。
ともあれビーチや水がパタヤよりず〜っと美しいと言われているラン島ですから、ここまで来てその機会が目の前にあるなら是非行ってみないといけません。
数千Bのお金と水着、帽子、着替えをバッグに入れ、その他のクレジットカード類はセーフティボックスに入れ出発です。
暑い中、ビーチロードまで歩き、そこからソンテウで港へ。ウォーキングストリートを突っ切って一気に港へ行きました。
9時半、無事港に着いたのはいいのですが、人がいっぱい集まっているチケット売り場に行っても、どのチケットを買えばいいのかさっぱり分かりません。掲示はあるのですが、何故かものすごく不親切です。ただ9時55分出航の船があると言うことは分かりました。
案内が分かりづらいので、周囲の欧米人もカウンターの周りに集まってグループの中でワイワイやっているだけで、肝心のチケットを買っている様子はありません。
そこで「エクスキューズミー」と言いながら、欧米人の間に分け入り、カウンターに直接出向き「人数は一人」と言いつつ500Bを出すと、向こうが勝手に判断して、往復で150Bのチケットを出してくれました。
ついでに胸にオレンジ色のステッカーを貼られました。どうやらこれが目的地を意味するようです。
行き先不明ですが、チケットがとりあえず手に入ったので、人の流れに沿って桟橋に向かいます。まさに出たとこ勝負です。
まあそれでも150Bも払ったんだから、わざわざ水の汚い変なビーチに連れて行かれることはないだろう、と思っていました。かなりいい加減な旅行です。