夕食は「いもや」さんに行きましたが・・・

 例によってシャワーを浴びて長いバス旅行の汗を流し、しばらくホテルで休憩です。休憩しながらネットで今日の夕食場所を探します。

 昼間のスパゲッティの油が合わなかったのか、胃が若干もたれ気味なので、これは和食で軽く食べれば充分だなと判断。

 今回のホテルはBTSのアソーク駅とプロンポン駅のほぼ中間に位置しますが、僅かにプロンポン駅が近いようなので、夕食はそちらへ歩いていき、駅周辺の和食屋さんで食べることにしました。

 でみつけたのが「いもや」さん。「エンポリアム」の角にある「NARAYA」さんを右折して、そのまま100mぐらい進んだ右側にあるみたいでした。

 早速準備をして出発です。先ずは道に沿っていったんスクンビット通りに出て、そこを右折しプロンポン駅に向かいます。こうやって先ず自分のホテルの位置関係や周辺のお店の雰囲気を歩きながら体感していくのが私の旅行スタイルです。

 ただこのスタイルはバンコクのような暑い都市では想像以上に疲れます。それでもバンコクの方がパタヤより数度涼しいと感じました。

 ホテルの出がけにはまたしても「シャッチョウ!」の声がかかり苦笑い。そのまま歩いていくと、この辺りにもレストランやバービアが多数あることが分かりました。また両替所も一箇所確認。

 スクンビット通りを右折して歩いていると、正面から舗道上をバイクがビュンビュン普通に走って迫ってきます。

 路上は車で大渋滞なので、ちょっと広めの歩道の方が走りやすいということは分かりますが、歩行者がいてもお構いなしで、自転車の歩道通行でもめている日本とは大違いだなと思いました。

 やがて右側に夕暮れに佇むベンジャシリ公園があらわれ、鳩が多数群れて休んでいました。遠目には割と落ち着いた公園に見えます。

 その先が「エンポリアム」で、かつて訪れたことがあります。その前を通過し、さらに以前入ったことのある「大上海酒楼」「NARAYA]を見て右折。

 100mぐらい先の右側のビル内にあるようですが、何階かよく分かりません。しょうがないので適当にビルに浸入し階段を上っていきますが、何だかものすごく変な構造の階段でした。

 3階だか4階に「いもや」さん発見。がらっとドアを開けると・・・静かです。やがてようやく「いらさいませ〜!」の声が聞こえ、女性が右側のカウンターに案内してくれました。カウンターの奧の方に一組の客がいました。

 内なる声が、「う〜ん、大丈夫かな」と囁き返しますが、まだ時間が早いからだろうと判断して、冷や奴とイカ焼き、ビール(大)を注文。

 目の前のカウンターの上には、日本では見かけたことのないバンコク夜遊び情報のガイドブック?が5冊ほど置いてありましたので、時間つぶしにそれをパラパラめくってみていました。

 やがて「冷や奴」登場。しかし不安的中。生ぬるい。ちっとも冷やではない。豆腐そのものにも新鮮味が欠けました。一口食べて後は食べず。イカ焼きはまあまあ。しかし豆腐がこれではと思い、早々に退散。

 たまたま間が悪かったのだと思いますが、旅行者に取っては一期一会ですから、たった1品の出来がリピーターになるかどうかを左右します。残念。



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