ナナプラザのバービアで時間つぶし

 まだそれほどお腹も空いていないので、もう1軒探す気力も湧かず、面倒だから「ナナ」に行っちゃえと思いBTSに乗車。しかし「いもや」さんでの滞在時間が驚異的に短かったため、ナナプラザ着7時半。いくら何でも早すぎます。

 そこで時間つぶしのために中央のバービア群をゆっくり物色。

 左回りに順に回っていき、奧から戻りながら「こりゃやっぱりホテルの喫茶かなんかの方がいいかな」と思いながら歩いていると、「プレイスクール」前の中央バービアのところにいた女の子とバッチリ目が合ってしまいました。

 調度暇な時間だったようで、パッチリした眼にスレンダー系の体でニコッと笑いかけてくるもんですから、もう待ってましたとばかりに、「プレイスクール」というゴーゴーの方を向いて座ります。

 すぐに飲み物のオーダーをして、それで飲んでいればいいのかと思ったら、先ほどの彼女が隣のスツールに腰掛けて話しかけてきます。片言の日本語が通じるようでびっくり。名前は伏せます。

 傍らに来てもすぐ分かりますがかなり美形で日本人が好きなタイプだと思います。ご存じの方も多いのではないでしょうか。年齢はゴーゴー嬢よりちょっと上のようです。

 自己紹介の後、例によっていつまでいるのかとか、今日の予定は、なんていう話をしていたのですが、その目の前を出勤途上のゴーゴー嬢たちが次々と通り過ぎていきます。

 当然ながら、ついついそちらの方に目がいってしまい、おじさんとしてはのんびり話も出来ないし、落ち着いてビールも飲めません。

 今通り過ぎたあの美しい子はいったいどの店に行くのか・・・・と目で追っていくと「レインボー2」へ消えていくので「なるほどな」と納得し、「おっ、この子は目の前の「プレイスクール」じゃないか、なんて眼を細めてみたりします。

 ところが、中にはこんな美しい子がと思って目で追っかけると、なんとレインボーのお隣の「オブセッション」に消えていったりして、我が目を疑ったりしました。

 そんな様子を見ながら、飽きもせず相手にしてくれた子だったので、飲み物を奢って折角のチャンス?だと思ったので「四目並べ」を教えてもらうことにしました。

 「やったことないんだけど教えてもらえる?」と聞くと、すぐに店の中からゲームを取り出して、枠を縦にはめ込みゲーム開始。ルールは簡単。コインを順番に入れていって、縦横斜めに4つ並んだ方が勝ちというシンプルなもの。

 ところがところが、ゲームが始まると真剣に考えています。私は酔っぱらった頭で適当に入れるもんですから、あっと言う間に連戦連敗。本来ならなにがしかのお金や条件を賭けたりするのでしょうけど、今回は初めてということで何もナシ。

 しかし数回負けた後に更に数回真剣にやってみましたがまったく勝てません。これには驚きました。彼女も私のアホさかげんに気がついたらしく、途中で手を抜いてくれたのですが、それでも勝てない。凄いゲームです。

 ゲーム以外にもこの子からはいろいろ教えてもらいました。例えばナナプラザ内は入り口を入ってからは一切撮影禁止だそうです。

 「バンコクのゴーゴーでは男性も働いているのでは」と率直に効いてみると、「必ずしも好きでやっているわけではない」「人が多すぎて仕事がないからやっている場合もある」という返答でした。

 これはもちろん女性にも言えるわけですが、現在のバンコクの実情が現れているなと感じました。

 またやはり一般的に欧米人は、体が大きく力が強い上に、女の子を乱暴に扱う人が多いと嘆いていました。優しくて?金払いの良い日本人を好む女の子が増えるわけです。

 それ以外にもいろいろ話したのですが、何せ酔っぱらいですから記憶が曖昧です。最後にさりげなくこの子の口からも「どこかへ食事でも」と言われましたが、「行きたいゴーゴーがあるから」と断って、少し多めのチップを渡し会計。1時間以上話し込んでいました。



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