昼食後、タクシーでホテルへ

 水族館を見学し終え、エスカレーターで1階に上がるとすぐ側にこぎれいなフードコートがありました。最初に食べられそうな、または食べたくなるようなものがあるのかなと一巡。

 ごく普通のカレーがあったのでこれに決定。チキンカレーで100Bしなかったと思います。こういった食事をすることに慣れれば、バンコクでの食費は劇的に減るような気もします。

 朝食はホテルで食べて、昼食は100B、夕食は定食にビールを1本つけて400Bと考えると、例え観光客でも1日の食費は500B。これに観光のための交通手段や各種施設の入場料を考慮しても、平均1日1000Bあれば、普通の観光なら事足りてしまいます。

 1週間滞在しても7000Bですから20000円いきません。バンコクでプチリッチな気分を味わえるわけです。逆に言うとそこで生活しているタイ庶民の中に貧しい暮らしをしている方がまだまだ大勢いるということです。

 それはそれとしてチキンカツはまあまあ。ご飯の量はちょっと少なめで、腹8分目という感じです。今回のタイ旅行では、お腹の具合を維持するためにビールはがぶがぶ飲みましたが、食事の量は控えめにしていました。

 帰国後インフルエンザになってしまったので、帰国直後の体重は減っていたのではないかと思われるのですが、昨日久しぶりに体重を測ったら、旅行前とまったく同じでびっくり。ビールを結構飲んでいたので、それでカロリーを補給していたのかもしれません。

 食後はホテルへ。BTSで戻ろうと思ったのですが、「シトラス・スクンビット22」の唯一の欠点である駅からの距離を思い出し、タクシーを利用することにしました。

 そう思って路上に出ると、何と道路際に柵が作られていて車道に自由に出ることが出来ません。バンコクでは珍しい状態です。「困ったな」と思って西の方にぶらぶら歩いていくと、小さなロータリーがあり、そこにタクシー乗り場を発見。

 ここなら地元の人も利用するだろうから場所さえはっきりしていればメーター云々という交渉も必要ないだろうと判断し近づいていくと、係のおじさんが「どこまで?」と聞いていくるので、どうせホテル名は知らないだろうと思い「スクンビット22」と答えると、それで納得してくれたようです。

 しばらく待っていると、ここまで客を運んできたタクシーに入れ違いに乗車することになりました。乗り込んで「スクンビット22」と伝えると、すぐにメーターのボタンを押して動き出したので一安心。

 ただやはりスクンビット通りの渋滞は嫌なようで、すぐに右折しラマ4世通りへ。この道は比較的空いていました。ただ裏から入ってきたのでホテルの場所が分からない。

 運転手さんは、ここがソイ22だと言いますが、見たことのない景色が続きます。「クイーンズ・パークホテル」近辺まで来てようやく位置関係が判明。無事到着となりました。バンコクのタクシーは、最後は自分で道案内をしなくてはならないのが大変です。

 ホテルでは昼寝。だいぶ疲れがたまっています。明日は帰国なんだからもっと頑張れ、と思うのは若いときのこと。どうせ夜は飲みに行きますから、せめて午後ぐらいは休憩を確保、というのがおじさんの健康確保の方法です。



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