「夢路」さんで夕食後ナナへ

 夕方5時頃ごそごそ起きだし、今日の夕食を考えます。結局今回の旅行で一番印象が良かった、私の好きな漫画がいっぱいある「夢路」さんへ行くことにしました。

 スクンビット通りは混雑しているので、そのままぶらりぶらりと歩いていきます。日本でも週に数回1時間程度のウォーキングをこなしているので歩くこと自体はそれほど苦にならないのですが、暑さだけはまいります。

 店の階段を上がっていくと、マスターが私の顔を見た瞬間、「奧の席が空いていますよ。ここなら読みやすいでしょ」と教えてくれます。こちらの意向をよく知っているマスターです。

 「今日は少しじっくり腰を落ち着けるかな」と思い、先ずは定番のヤキトリと煮込みを注文。当然ビールを頼んで、横手にある大量の漫画本の中から「はじめの1歩」を選択。このマンガずいぶん続いていますが、掛け値無しに面白いと思います。

 私は読むのに夢中で気がつかなかったのですが、飲みながら漫画本ばかり読んでいる日本人のおじさんは珍しいのか、ウエイトレスさんもみんな私の顔を覚えてしまったようです。

 じっくり滞在させてもらい、仕上げにラーメンを頼んで腰を上げます。異国の地ではあるものの、大好きな漫画を読みながらビールを飲むというのは、私自身は最高のリラックス法なのでのんびり出来て助かりました。

 たぶん次回またバンコクに行く機会があったら、やはりこの店には絶対行くと思います。

 さて飲んだらどうするか。当然ナナですね。最後の晩ですから決まったようなものです。すぐにBTSに乗り移動。入り口付近のバービアを横目で見ながら、ちょっと浮気心を出して、すぐにエスカレーターで2階へ。

 「レインボー4」に行ってみましたが、どうも私の活動時間帯は早すぎるようで、まだ活気がありません。ちょっと喉が痛かったので、この日はビール無しでコーラを注文。日本じゃ絶対飲まない飲物です。

 続いて「レインボー2」へ。今日は相性のよい子がいました。彼女の方は英語の片言を並べる程度ですが、明るい性格なので、まあ何とか半分ぐらいは意思疎通が出来る感じです。

 これがあまりしゃべらない子だと、私も話題を見つけるのが下手ですし、しかもそれを英語にしなくてはいけないので、どうしても話が詰まりがちになります。

 その点、お互いの語学力が分かっていると、まあこんな感じかという意思疎通と、別に話さなくても側にいて手でも握って一緒に飲物を飲んでいてれば、そこそこ癒されるというのが私の感覚です。

 その事が分かっているのか、あまり無理強いもしてこないので助かります。なかなか得難い存在かなと思いますが、ある意味売れっ子ではないのかもしれません。しかし最後はやはり相性だろう、という気がします。

 というわけで、、やはり最後は面倒になってタクシーで帰ってすぐ寝ました。どうも日本の睡眠時刻の習慣が結局抜けきらなかったみたいです



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