第1日目 レインボー2へ

 時刻は8時半。階段を下りて、一瞬このまま帰るかと考えましたが、それもなんだかもったいない。そこで春の旅行の時に話をした女の子がいるバービアをちょっと覗いてみることにしました。

 中央付近、「プレイスクール」というお店の前にあるバービアですが、残念ながらいませんでした。辞めてしまったようです。(その後何回か見に行っていないことを確認しました)

 まあどうでも良いことですが、春にビールを飲みながら、初めて「立体四目並べ」で遊んだ相手です。結果は連戦連敗。結構真剣に試合をしてくれたので、また出来れば挑戦したいなと思っていました。

 とするとどうしよう。とまた悩みますが、試しに目の前の「プレイスクール」はどうかと、ちょっとカーテンの隙間から覗いてみると、ステージの上に女の子が数人、それを取り囲む客も数人という感じで、一瞬にして出てきました。

 というわけで、昔から時折入店している「レインボー2」へ。バンコクに来始めてから、ナナでは初めて入った店ですが、その時は立錐の余地もないくらいの大混雑でした。

 今回、この後連日ここに通うことになったのですが、当時の混雑には一度もお目にかかれませんでした。しかし9時を過ぎるとほぼ満席の状態になりましたので、それなりに実績はあるのだと思います。(何の実績かと聞かれると困りますが)

 しかしこの「レインボー2」に向かうと、正面に「オブセッション」というお店があって、この店の印象が強烈ですね。

 まあ要するに可愛いか美しいか力強いかは分かりませんが、そういった男性が相手をしてくれる店です。ただし見かけは女性です。

 ちなみにゴーゴーの女の子に、「君たちはどう思って見ているの、見分けがつくの?」、と聞いてみたことがありますが、「分かる」と言っていました。見慣れているせいかもしれません。

 私が、「声が低いから分かるのか?」と聞いたら、「いや小柄で甲高い声の持ち主もいる」とのことでした。まあ世の中にはいろいろな趣味の方がいるようで、そういったお店に好んで入る方もいるようですが、知らずに入ったら悲惨ですね。

 実際に「知らないで入る日本人もいる」と女の子が言っていました。体型で区別がつくのかなとも思えますが、いろいろ整形したりもしているので、私にはちょっと理解できない世界です。

 しかし中には生活のためにやむを得ずここで働いている、という場合もあるようですから、なかなか事情は複雑です。

 というわけで、店の前にいる彼女(彼ら?)の前を、視線を合わさないようにして右奧に進み、「レインボー2」に向かいます。入り口右側におじさんが座っていて、私が近づくと、さっとカーテンを開けてくれます。

 店内に入るとすぐに「レインボー4」同様、ウエイトレスの女の子達がすぐに声をかけてきて、懐中電灯で席に案内してくれます。左側奧のソファー席に座りました。

 ウエイトレスさんが目の前で待っています。何を待っているのかというと飲物の注文です。すぐに目を見て「ハイネケーン」と叫びます。すると飲物の準備に奥の方へ行きます。


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