第5日目 夕食は「夢路」で 

 エータス・ルンピニには何回も宿泊していますが、このQハウスに行くのは初めてです。表からは正面左側にスターバックスが入っているのが見えました。

 中に入ってみると、正直またしても驚かされましたが、レストランが10軒程度入っています。その中で選んだのが、簡単に食べたかったので「rice」というカレーや丼を扱っているお店。

 ここでビーフカレー140Bを頼みました。日本のカレーと遜色なくおいしく食べられましたが、私の感覚ではご飯の量がちょっと少ないように思いました。

 昼食後店内を一周しましたが、特に目を引く店もなく、そのままホテルに戻り休憩。体力的に疲労がたまっている時期なので、無理はしないようにと考え昼寝です。

 毎日同じような生活をしています。昼寝を終えてブログ書きやホームページ作成。いずれも結構時間がかかります。海外で長期滞在をする場合も、こういった普通の生活が大事なんだろうなと思うようになっています。

 夕方になったので、これまたいつものようにシャワーを浴びてすっきりして外出の用意。夕食場所をどうしようかといろいろ思案した挙句、プロムポン駅近くの「にしむら」という日本料理屋サンに行ってみようと思い出発。

 ところがMRTでスクンビット駅から、BTSのアソーク駅まで行ってみると改札が長蛇の列。何らかのパスを購入していればいいのですが、私は律儀に1回1回チケットを購入しています。

 というわけで、急遽目的地変更。久しぶりにソイ19にある「夢路」さんに行ってみることにしました。

 ファミリーマート横にある入り口のドアを開けて階段を上がると左側にカウンター席があります。マスターは私の顔を覚えてくれているので、挨拶を交わして空いていた席に座ります。

 ビール、ヤキトリ、アツアゲを頼み、最後にチャーハンで締めましたが、これはちょっと食べ過ぎのようでした。その理由はこのあと分かります。

 食事を終えた時間が8時ちょっと前。このままカウボーイに行っても、まだダメだろうと思い、さらにナナに行っても同じ事の繰り返しだろうと判断。

 というわけで、タクシーを使って一気にパッポンへ。最初に入ったのが「バダビン」。旅行も後半に入り、資金に若干の余裕があるなと思ったので、少しはじけて散財。

 目鼻立ちのくっきりした、ダンスのうまい、ちょっとスリムな子とウエイトレスさんに飲み物を奢ってダンスを鑑賞。ここの子達は一生懸命踊ってくれ、客への愛想も良いので好感が持てます。ウエイトレスさんも笑顔で接してくれます。

 この店で1時間以上過ごし(いつもは1店30分〜1時間です)、1500Bほど使いました。私には珍しい散財です。いつもは多くても800B前後です。

 さらに性懲りもなく?「エレクトリックブルー」に行き、昨日再会した子とお話。と言っても会話が弾むわけもなく、ただ一緒に座っているだけですが、それでダンスを眺めていれば、充分満足です。

 この日はそのまま地下鉄でホテルへ。疲労のピークに達したなと感じていました。なれない遅寝早起きの飲み歩きは大変です。

 しかし早く帰ってきて良かったと思いました。ベッドに入ってしばらくすると、胃に膨満感が広がり、さらに徐々に軽い痛みまで生じてきました。

 連日連夜の飲み歩きで、たぶんビールの摂取量が多いので胃壁が荒れているんだろうなと判断。持参してきた薬の中から「胃腸薬」を取り出し服用。

 幸いなことに、その後少しずつ痛みが軽くなりましたので、胃酸が過剰に分泌されて、それが疲れきった胃の粘膜に刺激を与えていたのではと判断しています。

 あのままさらにゴーゴーめぐりを続け飲み続けていたら、もっと悲惨なことになっていたと思うので、とりあえず早めに帰って正解だったなと思いました。

 異国のホテルのベッドで、胃が痛くなってウンウン唸っているのでは様になりません。変な病気ではないかと不安にもなります。

 ちなみに海外旅行では、年々持参する薬の量が増えています。持病の降圧剤や痛風のクスリに加えて、風邪薬、胃腸薬、喘息用の吸入器、皮膚の痒み止め等で、これらをまとめると結構な量になります。

 ただし実際にこれまで使用したのは、毎日飲んでいる降圧剤と痛風の薬の他は、胃腸薬のみです。

 ともあれその後は何とか眠ることが出来、翌朝起きたのは8時ですから、やはり疲れていたんだなと納得です。



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