やってみたいこと

 ブログにも書きましたが、今回の旅行でやってみたいことのひとつがバービアでのんびりしながら、あわよくばそこで働いているウェイトレスさんにタイ語の手ほどきをしてもらえないかということ。

 年金暮らしにとっては大金を支出してわざわざバンコクまで異文化体験をしにいくわけで、当然ながらバンコクに魅力を感じるようになって、その言葉にも関心を持つようになっています。

 バンコク市街の駅や本屋さん、スーパー辺りには日本語のフリーペーパーがいくつか置いてありますが、その中にかなりのページが割かれて日本人向けのタイ語学校の広告が掲載されています。

 それだけタイ語に関心を持っている方がいるということで、実際現地で働いている方は必然的にこういう学校に通わざるを得ないという現状があるのかもしれません。

 というわけで私の場合は、夜の街をうろつくついでにバービアでのんびり飲みながら、タイ語の基本を教えてもらえないかと虫のよいことを考えています。

 習得の目的ですが、ブログにも書いたように、タイ語でタクシー運転手さんに行き先を告げることぐらいはしてみたいなと思っています。

 具体的には各種の会話本で、行き先に「パイ」という言葉をつけるだけだと書かれているので、実際にやってみればいいわけですが、小心者なので、いざとなるとこれがなかなか口に出ず、結局英語になってしまいます。

 また、スクンビットのソイの数字や右とか左をタイ語で伝えられたら、もっとスムースにタクシーを利用できるだろうなとも思っています。

 さらに言えば「タイ語がある程度分かる」とタクシー運転手さんが思い込んでくれれば、交渉性のタクシーに乗る確率も少し減るのではと思っています。(ただし地元のタイの人でも交渉性になることも多いようなので、あくまで確率です)

 というわけで、そういったバービアの場所は、今のところ私が知っている限りバンコク市外ではナナとパッポンだけだったので、それ以外にそういった場所がないかをちょっと調べてみました。

 するとかつて宿泊したことがある「シトラス・スクンビット22」というホテルの少し奥に「クイーンズプラザ」という寂れた?バービア街があるみたいなことが分かりました。

 ソイ22ですが、前記のホテルに宿泊したことがあるので、何となくソイの雰囲気は分かっています。

 そういえばソイの入り口あたりにも、5人入れば満席になってしまいそうな小さなバービアがいくつかあったことを思い出しました。

 私が通りがかったときは結構空いていましたので、そういうところならうらぶれたおじさんの話し相手にもなってくれるのではと、ちょっと期待するようになっています。

 ちなみにバンコクのビアバーもしくはバービアですが、要するにオープンエアのカウンターバーという雰囲気です。

 私の好きなハワイあたりだと、そのすぐそばでハワイアンのライブ演奏が行われ、椰子の樹が貿易風にそよぎ、オレンジ色の太陽が水平線に沈んでいくのを見ながらカクテルを1杯という情景になりますが、バンコクの場合は、それとはかなり趣が違います。

 オープンエアの店が多いことは間違いありませんが、空気は排気ガスで汚れ、お世辞にもさわやかとは言えません。中にはライブ系の音楽をやっているところもありますが、何故かボリューム目一杯でロック系が多く、私は頭が痛くなります。

 静かな店ももちろんあります。店の規模も、それこそ5人ぐらいで一杯という店から、50人ぐらい収容できそうな店までいろいろ。

 さらにスポーツ番組を見ながらアルコールを楽しむスポーツバー、ビリヤード等を楽しむプールバー、ただ単に通りの喧騒を眺めるだけの店、そして店の女の子とおしゃべりする店とまあ、街中で楽しめることは一通りありそうです。

 店を利用しているのは、一般におしゃべり好きな欧米系の人が多く、アジア系の人は少ないです。語学の問題もあるかもしれません。

 しかし欧米系の人が多いと言うことは、英語がそこそこ通じる可能性も高いということであり、何軒か利用した経験から言えば、ロック系のライブバーや、いわゆるゴーゴーバーをのぞけば、割と静かにアルコールを楽しめるという印象があります。

 働いているウェイトレスさんとゲームをしたり、話をしたりしたこともありますが、まあお互い片言ですがなんとか最低限の意思疎通は出来ますので、タイ語の本を取り出して指差せば、発音等を教えてくれるのではと期待しています。



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