ゲートに到着した頃優先搭乗が開始。座席指定で搭乗の順番があるみたいだったので、自分の座席を再確認して列に並びます。
出発ゲートから飛行機に向かう通路の直前で、チケットの最終チェックが行われますが、このときの挨拶は日本語。
ところが通路から機内に入ろうとするとフライトアテンダントさんの挨拶はすべてタイ語と英語。「まだ日本だぞ」と思いながら自分の座席に向かいます。
座席は3-3-3の配置で私が乗り込んだ席は窓側の通路側。窓の方の2席には誰もいません。
どうせ誰か来るんだろうと思いシートベルトを締めずに待っていましたが、結局そのまま飛行機の入り口が閉められ、結局3人席を一人で占有できることになりました。
あまり気にならない人もいると思いますが、私は出来れば隣に人がいないほうが良いと感じる方なので助かります。
タイ国際航空の座席 |
チキンカレーの機内食 |
ちなみに足元は、写真のようにチャイナ等に較べると少し広い感じがしました。ただし測定したわけではありませんので、あくまで感覚です。
席に座って改めて周囲を見回すと、タイ国際航空の場合、キャビンクルーの衣装が綺麗ですね。簡素なチャイナの衣装を見慣れているので、ちょっとびっくり。
11時のほぼ定刻どおりに動き出し誘導路へ。その後はいつものように空港内を延々と走り回りますが、今回は待ち時間は割と少なくすぐに離陸。
巡航体制に入ってしばらくすると、最初に薄いお絞りが配られ、さらにおつまみの「アラレせんべい」みたいなものが配られました。
機内食は「チキンカレー」と「カツどん」の選択で、私はハイネケンを飲みながらチキンを選択。
しかしチキンはタイ風味でした。カツどんの方が良かったかとちょっと後悔。
食べながら液晶ディスプレイを操作。タッチパネルの反応はかなり鋭敏で処理速度も速い感じ。ただ映画は日本語字幕や吹き替えがまったくなく、これは予想外。
しょうがないので、持参した新聞や文庫本を読み、さらにちょっと昼寝。「直行便は便利だけど暇だなあ」と思った頃「抹茶アイス」が配られました。
時折カタカタと揺れましたが、先ずは順調な飛行で、日本時間で5時ごろ「着陸態勢に入ります」というアナウンス。但し日本語のアナウンスではなくタイ語と英語のみでした。
日本時間5時24分(バンコク時間3時24分)タッチダウン。ほぼ定刻です。ここからバンコク時間で書きますが、空港内を移動し3時45分に到着したところが空港建物の端っこの方で、なんとタラップ使用。
タラップを降りながら、「VIPはここで手を振ったりするんだろうな」と考えていましたが、このときはもちろん歓迎する人は皆無。バスが待っているだけです。
指定されたバスに乗り込むと、バスはタクシーが高速道路を走るように空港内を2kmほど疾走。そこからイミグレまでは近かったので、延々と歩く手間は省けました。
3時50分にイミグレ到着。あまりこんでおらず10分ほどで通過。「こりゃ早いぞ」と思ったのですが、今度はスーツケースがなかなか出てこない。
最初は立って待っていましたが、そのうち疲れてきて、すぐ近くの椅子に座って待機。結局30分近く待たされて、ようやくスーツケースを取り出し、税関を通過。もちろん無申告です。