第2日目 ビアバーで歓談?

 ナナプラザ入り口近くのバービアでお姉さんとの会話です。互いに名前を名乗りあった気がしますが、すぐに忘れてしまいます。

 いつものように、何日ぐらい?仕事か休みか?タイは何回目?というような自己紹介めいた話をして、さらに「一人で旅行?」と聞かれたので、「そうだ、グループは嫌いなんだ」と返事。

 目の前を日本人グループがなにやら相談しながら多数行きかっていますが、だいたいリーダーがいて取り巻きがいて、仕方が無いから付いていくというような構成になっている気がします。

 欧米人もグループがたまにいますが、せいぜい2人ぐらいで、3人、4人と連れ立っているのは珍しい気がします。

 まあグループの方が気軽に盛り上がって楽しめるのだと思いますし、一人が正しくてグループが間違いだなんていうつもりはありませんが、徒党を組んで気が大きくなって偉そうに徘徊するような姿を見ると、ちょっとなあ、という気もします。

 しかしこんな場所でこんな感想を述べても、所詮似たもの同士ですから、グループになれない私のひがみも入っているかもしれません。 

 その後、私が目の前を通り過ぎる美しい若い子を楽しそうに?眺めていたら、「レディボーイが好きなのか」と突然聞かれました。

 どうやら目の前を歩いて私が目を奪われていた子はその中の一人だったようです。「とんでもない、勘弁してくれ」と言うと、目の前を歩いていく美しい子をさりげなく指さしたり、目配せして「あの子がそうだ」と次々と教えてくれます。

 中には見た瞬間「やっぱりそうか」と思える子もいます。こういった子達は骨格が違います。

 しかし全体が華奢で見た目もびっくりするほど美しくて、それこそビアバーや場末のゴーゴーで踊っている子よりず〜っと可愛らしく見える子もいます。

 当然ながら、ぱっと見は完ぺきに女性ですから、普通じゃ見分けがつきません。しかし次々と「あの子がそうだ」と教えてくれる人数を見ていると、ナナで働いている子の3割ぐらいはこの手の女性?のように思えます。

 「どうやって見分けているの?」と聞くと、「あえて言えば、胸が大きい」と言います。やはり人工的に作っているようです。

 また「硬い」と言っていましたが、無暗に触るわけにもいきません。ただ寄り添ってきたときに分かるかもしれません。

 ちなみに某ゴーゴーの子が、「私の胸はナチュラルだ。だから柔らかい」と自慢して教えてくれましたが、それだけゴーゴーの子も硬さを意識しているのだと思います。

 さらに言えば申し訳なさそうに「小さい」と、ちょっとコンプレックスを持ったような言い方で教えてくれる子もいました。「そんなこと気にならないよ」と答えていますが、これもある意味判別の基準になりそうです。

 「声の高さはどう?」と聞いてみると、確かに低い声の子もいるが、小柄な子だと分からないと言っていました。

 確かに小柄だと、ちょっと意識して高い声で話をされると区別が付かないようにも思います。普通の女性でもちょっと低めの声の子はいますから、判断は難しいです。

 個人的には喉仏が出ているかどうかで判断できそうだと思っていますが、顎の下をじっと見るわけにもいきません。

 というわけで、その手の子が混じっていると思われる店は避けるようにしているのですが、そうなると入店できる店も限られるみたいです。

 そんな話をしていたら、いつの間にか8時を過ぎていたのでバービアを出て、すぐ横のエスカレーターで2階にあがり、先ずは定番の「レインボー4」へ。

 まだ時間が早いのですが、店内は7分くらいの入りで、入って右側奥の座席へ。ステージを見ると、いつもの通り美しい子が多いです。

 お客さんも日本人の割合が多いです。ただこれまたいつものように愛想を振り撒く子が少ない。じっと客の頭の上の壁を見て踊っているだけで、客側を見るときは値踏み?をするときだけのように見えます。

 こういう状況はつまらないのですぐに飽きが来て、前回仲良くなった子がいる「レインボー3」へ。ここでも右奥の席に案内され、そこに座っていると顔見知りのウエイトレスさんが登場。

 そもそもこの子が「あの子はあなたに向いている」と教えてくれた子が、確かに性格の良い子で、英語も少し通じて会話も楽しめたので、この店に行くといつも3人で飲んでいます。

 久しぶりの再開を果たして、ちょっとばかり気持ちが和やかになってのんびり。「次回は12月に来るから」と伝えて二人にチップを渡して退店。1時間近くいたと思います。

 ここで満足できたので、「ナナはもういいや」と思い、BTSでアソークに戻りカウボーイへ。時間は10時ぐらい。

 まだ遊べるかなと思ったので「シャーク」に行ってみました。ここはちょこちょことちょっかいを出してくれる子がいるので、私には楽しめます。

 ただ良い気になっていると、「一緒に出かけよう」という誘いが強くなるので、適当にごまかしながらダンスを見るだけ見て10時半にホテルへ。健全?な生活です。(笑)



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