第4日目 ワットラカンへ 

 この日が疲れのピークだったようで、起きたのは8時。ホテルが変わって、寝やすかったこともあります。8時半に地下にある朝食会場へ。

 入り口に案内係りがいて部屋番号を聞いてきます。その後空いている席に誘導してくれ、コーヒーか紅茶の希望を聞かれます。
エータス・ルンピニの朝食
 指定された座席を確認後食事を取りに行きますが、ここはおかずのバリエーションがいろいろあるので、つい食べ過ぎてしまいます。

 この日もお粥とオムレツ、それにおかず類という、いつものパターンです。

 朝食後は部屋に戻ってブログの更新。10時過ぎにホテルを出ました。この日はチャオプラヤ川クルーズ(と言っても単に船に乗るだけです)に行くことに決めました。

 サパーンタークシン駅から桟橋に出ると、観光客向けのツーリストボートと呼ばれる船の乗船料が120から150Bに値上げされていました。

 船が若干きれいなのと、観光ガイド付き(英語)、さらに乗り放題というのが強みですが、同じ場所から発着する通常のエクスプレスボートは、運行範囲内すべて一律料金で14Bですから、150Bあれば1日に10回以上乗り降りできます。

 というわけで迷わず庶民の味方である、オレンジの旗が船に翻っているエクスプレスボートに乗り、向かったのが「ワンラン桟橋」。

 右側の席に座り、川岸の景色を楽しみます。瀟洒なホテルと朽ち果てて今にも皮の中に落ちてしまいそうなふるい家との落差が激しいです。

 水面には巨大なホテイアオイがプカプカ浮いていて、どんどん下流に流されていきますが、その後どうなるのか?ちょっと気になります。いつもより流れも速い様に感じました。

 途中から見えてきたワットアルンは外壁の全面修復工事が行われているようで、全面にカバーみたいな物がかけられていたので、今の時期は観光に向かないようです。
レイルステーション桟橋近くの蒸気機関車
 王宮の「ター・チャーン」桟橋から対岸の「ワンラン桟橋」に行くつもりでしたが、船は最近新しくできた「マハタート桟橋」にとまり、次はワンランを通過して「レイルウェイステーション桟橋」に到着。

 ちょっと予想外。しょうがないので桟橋近くにある蒸気機関車を撮影して、すぐそばの博物館に入ろうかなと思ったのですが、案内板がタイ語だけだったので諦めました。

 そこからシリラート病院内の道を歩いてワンラン桟橋に到着。この先に地元の商店街が広がっている路地があります。

 かなり物価も安いようで、アクセサリーの店には若い女性が集まっていました。途中所々レストランもあるのですが、歩いているうちに雨がポツリポツリと降ってきて、ちょっと焦り気味にワットラカンへ。

 距離的には1.5kmぐらいですが、ワットラカンの生き物を一杯販売している参道にたどり着いたところで雨が激しくなってきたので、境内でしばらく休憩。

 ここは観光客があまりいないように思えます。地元の熱心な人たちが、本当に真剣にお祈りをしていますが、日本ではほとんど見られない光景です。

 15分ほど休憩していたら雨が小降りになってきたので、再び参道に出ましたが、改めて道の両側のお店を見ると、実にいろいろな生き物が売られていて面白いです。

 どうやらこれを買って川に放流することが功徳になるようです。それにしても本当に見たことのないような珍しい魚がいっぱいいて、ミニ水族館みたいです。

 ただし私の見ている前では、魚の餌は売れているようでしたが、その他の生き物が売れている様子はありませんでした。

 参道の先が桟橋となっていて、私がたどり着いたとき、ちょうど対岸から渡し舟が着いたときで、すぐに乗り込みます。これに乗って対岸に渡り、新しく出来た「マハタート・ショッピングモール」を見に行こうという計画です。



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