第4日目 サンクチュアリ・オブ・トゥルースに感動

 さらに奥に進んでいくと、突然横から女性が表れて、「チケットを見せてください」と言われました。確かに料金を払わずにここまで来ても大丈夫そうな雰囲気です。慌てて財布の中のレシートみたいなものを見せて無事通過。

 その先がちょっと小高い待合場所のようになっていて、両側に土産屋さんがあります。そこから建物の全体が見えるのですが、これが想像をはるかに超える素晴らしい建物でした。

 木造建築と言うことを聞いていましたので、「へえ〜、木造でこんなにでかい建物が作れるのか」と思いつつ写真撮影。



 さらに左側に下に降りる通路があったのでそこに向かうと鎖がかかっています。「もしかして閉鎖されているのか?」と思ったのですが、横に案内板があって、30分ごとの入れ替え制で見学ができるようになっています。

サンクチュアリトゥルース見学路への入り口

 待ち時間は15分程度。暑い中近くの椅子に座って待っていると、定刻5分ぐらい前にお兄ちゃんが表れて「はい、皆さんどうぞ」とブロークンな英語で案内がありましたので、待機していた10名ほどがぞろぞろと入口から続く階段を下りていきます。日本人と思われる人は皆無でした。

 50段ほどの階段を降りたところに係員さんがいて、白いヘルメットを手渡され、見学中はかぶるようにと言われました。結構堅くて重たいのが不愉快です。しかしまあ木造建築なので、もしかすると天井から木材が剥がれ落ちて落下することがあるのかもしれません。

 ヘルメットをかぶって歩いていくと、道の両側にまたしても乗馬出来る場所や象乗り体験ができる場所がありました。しかし利用している人は皆無。巨大寺院とどんな関係があるのか?このあたりの発想はどうもよくわかりません。

 まあ空間があるので、タイらしさを演出できればと思っているのだと思いますが、この炎天下で象さんに乗っても、修行のように辛いだけのような気がします。

 というわけで目的の巨大木造寺院にぶらぶらと一人で近づくと、横からお姉さんが表れて、「入口は裏側なので、こちらから回るように」と教えてくれます。言われた方向に歩きつつ建物を見上げると、ともかく装飾がすごい。



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