パッポン

 食事を終えたのが7時半。まだ夜遊びにはちょっと早いなと思いつつ、川から離れる方向に歩き、タクシー乗り場へ。

 すぐそばにカフェがあったのでここでライチのスムージー140Bを頼んでちょっと時間調整。30分ほど休憩してタクシー乗り場に出向くとテントがあってその下で受付。

 どうやらここで行き先を申告して乗り込むシステムのようですが、手数料として20Bが必要みたいです。

 その分メーター不使用やぼったくり、乗車拒否はないんだろうと思ったので、「シーロム」と伝えると、そのままsilomと書いた紙が渡されました。

 その先の乗り場で待つこと1分。すぐにタクシーが来て乗車。すぐにメーターを作動させシーロム駅方面へ。

 ちょっと手前のパッポン界隈で下車。パッポンまで100B弱。ちょっと高いなと感じましたが、途中に大渋滞があり、ほとんど動かない通りがあったのでまあしょうがないかなと思いました。

 パッポン到着後はいつものようにパッポン2の路地に入ります。左側のかばん屋さんを見て、右側のゴーゴーらしきお店を見て、旧エレクトリックブルーのあった路地まで行ってびっくり。

 左側角にあるバダビンのドアがぴたりと閉まっていてちょっと薄暗い照明もなし。ここ数年お客さんの入りが悪いなと感じていましたが、もしかしたら閉店したのかも。

 美しくてダンスのうまい子が多い店でしたが、女の子の入れ替わりが少なく、徐々に年齢層が高くなってしまったようです。

 「また一つ行きたい店が減ったな」と思いつつその路地を左折し、多数の夜店が並んでいるパッポン1に出て右折。

 しばらく歩いていつものキングキャッスル1へ。店の前にいつものママさんもいて、すぐに店内へ。店内は広くなったものの、それを上回る多数の女の子が踊っています。


 入店後すぐに近づいてきたウェイトレスさんに気になっていた明日の営業は?と聞くと「クローズ」とのことで予想通りでした。どうやら明日が休みということで、出勤している子も多いようです。

 ここで以前顔見知りになった子に会えてしばし歓談。しかしステージ上には30人ぐらいの子が踊っていて、それだけで壮観。お客さんも多いので、まさにパッポンの勝ち組の店ですね。

 目が合うとニコッと笑ってくる子が多いのもこの店の特徴。思わずこちらの頬も緩みます。1時間ほどのんびりして退店。その後はついでに?隣のキングキャッスル2にも行きましたが、1の影響からか、こちらも予想以上に盛況。


 カウボーイのバカラとシャークの関係のようだなという印象を持ちました。というわけで、ここでものんびり時間を過ごしましたが、なんか一時の情熱がなくなったなという印象です。

 「もういいや」という心境を感じました。こうなるとバンコクに来る理由がまた一つ減った感じ。今回の旅行はそのことの再確認ということになったようです。まあゴーゴー卒業ということかもしれません。

 だとすると次回以降のバンコク旅行の形態はどうなるのか?いろいろ考えながら、素直にホテルに戻って就寝です。
 



MBKへ


2019年3月の旅行


トップページヘ