MAZZARO

 見晴らしのよい「HOBS」店でのんびり景色を見ながら読書をしていると、途中中東系のおじさんが目の前に立って電話で大声でしゃべり始め、ちょっと不愉快になりました。

 ほかに空いている席がいっぱいあるのに、わざわざ読書をしている人のそばに来て、立ったまま大声で話すのはマナー違反だろうと思ったのですが、相手はやたら体がでかいおじさん二人組で、ちょっと声をかけずらい。

 それでも読書を辞めてこの人を見上げること数回。そろそろ堪忍袋の緒が切れそうで、立ち上がって注意するかと思ったころ、その雰囲気を察したのか、ウェイトレスさんが近くに来ました。

 この方は丁寧におじさんに声掛け。聞いていると「違う場所に移動して食事の注文をどうぞ」と声をかけてくれているようです。

 最初ちょっと移動に渋るそぶりを見せたおじさんですが、最後はしぶしぶ移動。助かりました。海外旅行に出かけると、自分の行動が最優先になり、他人の意向まで配慮しない人がいるなということによく気が付きます。

 ある程度はしょうがないんだろうなと思っていますが、そういったことを経験するというのも、自分の行動を見直す契機になるなと思っています。

 要するにその国の習慣を尊重し、周りにいる人が不快にならないような振る舞いをするということですね。

 おじさんが移動したあとじっくりと読書をして、頃合いを見て移動。再び店内を見て回りました。途中意外に奥のほうに店舗が広がっていることを発見。

 こりゃ1〜2日で全貌を見て回るのは無理だなと思いつつ、最後はグランドフロアに降りると、ここにも奥のほうに数々の食品販売店があることを発見。

 さらにいつぞやニュースになった水上マーケットを模したエリアもあって、モールの中にこんなものを作るなんて、なんだか発想がすごいなという感想ばかりが浮かんできます。

 再び無料の船で戻ってロビンソンデパートの地下、topsに行き、ちょっとお土産を購入。と言ってもタイで買う食品関連の土産は、基本的に輸入品が多い。

 つまり日本でも買えるということで、ありがたみは少ない。とはいえ、タイで買って持ち帰るということが重要。チョコレート、クッキー、コーヒー(これだけはタイの製品)、料理補助食品なんぞをかって700Bぐらい。2500円ぐらいのお土産です。

 購入したお土産をもって部屋に戻り、今度は持ち込んだノートパソコンで夕食場所の探索。グーグルマップで近くにある評判の良さそうな店を探し「MAZZARO」という店を発見。

 イタリアンレストランですが、タイ料理もおいしいとの書き込みで7時ごろホテルを出発。ジャルンクルン通りをステイトタワーに向かって北に歩き、そい42/1を左折。

 20mぐらいの右側にお店を発見。外見は割と感じが良さそう。店内に入ると落ち着いた雰囲気。メニューを見て、今回の旅行の最後にまたしても野菜炒め

 



MAZZAROで食べた野菜炒め

 野菜炒めはおいしかったです。さらにたらふく食べようと思い、鶏肉の焼きそばを注文。

MAZZAROで食べたチキンの焼きそば

 こちらは私が想像していたのとちょっと違う焼きそば。私はグレイビーソースに浸された平打ち麺を予想していたのですが、通常の焼きそばで味も私の好みではありませんでした。

 しかしタイらしい味付けでまずいわけではありません。最後の最後までタイ料理を堪能して、仕上げにライムジュースを飲んで520B。今回の最高額の夕食となりましたが、味も良く雰囲気もグッド。

 ウェイトレスのお姉さんの対応も好印象で、人気のある理由が分かりました。次回機会があったら肉料理も食べてみたいなと思える店でした。あとは夜遊びもできないので、早めに就寝です。

 なお店内は欧米人多数で、この日は禁酒日なので、皆さんソフトドリンクを飲んでいる様子でした。



タクシーでスワンナプーム空港へ


2019年3月の旅行


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