昼寝から起きて、「夕方から夜にかけてどうしようかな?」と考えて、「よし、ちょっと夜遊びで有名らしいロイクロー通りを歩いて、雰囲気を見てこようと思い出発。
ホテルを出て右折。地図を見てロイクロー通りに接続すると思われる通りを右折。あとは道なりに進むだけ。ふらりふらりと歩いていると、道沿いにビアバーというかカジュアルレストランというか、要するに欧米人向けのお店がポツリポツリと見えてきます。
「ふ〜ん、こんな感じかあ」と思いましたが、時刻は4時半ぐらいですから、お店に従業員さんはいてもほとんど営業する気はなし?
お客さんも入っていません。働いている女性たちの容姿もチラホラ観察しますが、基本的には年齢は高め。まあ私が飲むんだったら相手にするとちょうど良さそうな年齢ですが、パタヤあたりのビアーバーとは確かに差がある感じ。
あえて腰を据えてソフトドリンクを飲もうという気にはなれませんでした。というわけでおよそ1km弱の道をふらふら歩いていくと、やはり暑いので疲れます。
あたりを歩いている観光客もほとんどいません。夜になれば増えるのだと思いますが、閑散としています。
「いやはややっぱり疲れるな」と思った頃、タイらしい商店街が急に途切れ、前方に大きなホテルらしき建物が見えてきました。
さらに歩いていくと右に「モーベンピック」という高級そうなホテルがあり、1階に感じの良さそうなカフェがあったので、「ちょうどいいや」と思ってここで休憩。
店の名前はメモしませんでした。頼んだのはフルーツジュース100Bですが、ウェイトレスさんから、「どのフルーツを使うか」と聞かれました。2種類選べるようなことを言っていました。
しかしこういったジュースというか果物には全く疎いので「お任せします」(アップトゥユウ)とお願いして待つこと5分ぐらい。ウェイトレスさんが持ってきてくれたジュースは、なにやら黄土色の怪しい色合いのジュース。
「なんだこりゃ?」と内心思いながら一口飲んでみると、これが予想外にうまい!「さすが100Bの価値があったな」と思いながら、地図を見ながらじっくり飲んで、その後の動きを熟慮。
どうやらもう少し歩いて左折すると「ナイトバザール」と呼ばれる地域になることが分かり、ちょっとその周辺を歩いて、そこからソンテウで戻ろうと決断。
店を出て予定通り次の通りを左折してナイトバザールが開かれると思しき通りをゆるゆる歩きますが、人の数は増えたものの、「ちょっと覗いていこうか」と思えるような店は無し。
「ふ〜ん、こんな感じか」とと思いながら、足の疲労を強く感じたので、ちょうど近づいてきたソンテウの進行方向を確認して乗車。助手席のおばちゃんに「ターペー門」と伝えると、「どうぞ」とのことでした。
同乗者は3名ぐらいでしたが、ターペー門で降りたのは私だけ、ソンテウはそのまま外壁に沿って左折したようで、どこに行ったのか気になるところです。
ターペー門から再び旧市街に入って夕食場所を求めてふらりふらりと歩くものの、なかなか勘が働かない。いつしか昨日利用したGilasoleというレストランのある交差点に達し、ここを左折しないとホテルが遠くなります。
というわけで、左折。するとレストランを通り越した右側に「ブルーヌードル」と書かれた、オープンエアの庶民的なヌードルレストランを発見。
店内で今まさに食事中の人も見かけたので、「ここならおいしいはずだ」という勘が働き入店。しかしこの手の店はあまり利用経験がないので、どれを頼むのかメニューを見ても良く分かりません。
どうやら豚と鶏、肉とミートボール、麺の種類を選ぶことができるようで、おばちゃんが悩んでいる私を見て「じゃあ、これどう?」と指示してくれた豚肉とポークボールのミックスらしきメニューを選んでくれました。
「じゃあそれで」とお願いすると、今度は「麺の種類を選んで」と言われ、写真を示されました。これまた良く分からないので、適当に一番細いソーメンのような麺を選ぶと「センミー」という麺だったようです。
ちなみに値段は50B。これにセブンアップ20Bをつけてもらいました。「さてどんな麺が来るんだろうか」と期待して待っていると、運ばれてきたのが以下のような麺。
恐る恐る?一口食べてみると、歩き疲れて塩分不足になっていたせいか「とてつもなく旨い!」と感じました。「いやあ、こりゃ良い店を選んだ。ここはまた来よう」と思いながら完食。
特にスープの味が絶品でした。あらためてネットで調べてみたら、レビュー評価も高い店のようです。軽く麺を食べたいという人に向いています。ついでながら私はレギュラーの50Bの料理を選びましたが、少し少ない40Bの麺もありました。
というわけで、そこから疲れた足を引きずるようにホテルに戻って、バスタブがあることを幸いにしてじっくり入浴。「いやはや歩き回った1日だったな」と思いながら9時には就寝です。