三つの仏塔を見学していよいよ本堂だなと思って近づくと、ともかく大変な混雑。入り口付近にツアー客と思しきいくつもの団体さんが押し寄せて押し合いへし合いしています。
しかし見ていてもしょうがないのでその群衆の中へ。入り口付近には「カメラ撮影禁止」というような掲示があり、撮影は不可。
残念だなと思いながらカメラをショルダーバッグに入れて入り口へ。しかし前ページにも書いたように、ともかく我先にと幅が1.5mぐらいしかない入り口に見学希望者が殺到。
ちょっと待っていれば少しずつ進んでいくのに、それを我慢できないかのように他人を押しのけて進もうとする人多数。
さらにようやく入り口付近にたどり着いたら後ろからの圧力がすごい。前が詰まっていけないことが分かっているのにやたら背中を押してきます。
思わずむっとなって後ろを振り返るとしばらく圧力が減りますが、1分もしないうちにまた押されます。
まあたぶん後ろにいた人も、その後ろから押されているはずなのでやむを得ないのかなという気もしますが、この辺りは見学方法に工夫が必要かもしれません。
というわけで立派な本堂内部を久しぶりに見てきましたが、やたら参拝客が多く、ご本尊のエメラルド仏がどこにあるかは、視力の弱い私には良く分かりませんでした。
というわけで、参拝時間は5分にも満たず。「何たることだ」なんてことをぶつぶつつぶやきながら外に出てほっと一息です。
というわけで、これで基本的な王宮観光がすべて終了だと思って出口に向かいます。ちなみに王宮出口付近を出た左側に柵があって、その奥右側にいつも見るだけの「ボロム・ピマーン宮殿」というのがあるのですが、工事中で建物が幕に覆われていました。
そのまま歩いていくと今度は左側に屋根がラーンナー方式だなと一目でわかる「アマリン・ウイニチャイ殿」というのがあるのですが、入り口は閉ざされていました。
その先が有名な「チャクリー・マハー・プラサート殿」
さらにこの立派な建物前を右の方に歩いていくと、ちょっと不思議な構造をした「ドゥースイット・マハー・プラサート殿」とパンフレットに書かれた建物があります。
改めて手元のガイドブックを見てみたら、どうやら王宮内で最初に建てられた宮殿だという事です。上から見ると全体が十字の形になっていて、中央に尖塔がある構造みたいでかなり珍しい。
周囲にある4層の屋根の構造が面白いなと思って撮影したのですが、上記の説明文は後日になって知ったことで、見学時には知りませんでした。
ちなみに尖塔下部に見える黄金色の像が気になったので、デジカメのズームを効かせて撮影したのが以下の画像。宮殿内にはガルーダの紋章が付いた玉座があるという事なので、この像もガルーダなのかもしれません。
という事で見学終了。宮殿外へ出ます。
ワットパクナムへ
2019年12月の旅行
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