２０１３年１２月
５日目の１店目
「ここかあ」と思って看板を見上げていると、すぐに腕をつかまれます。「ちょっと待ってね」と言いながら、隣の「キングキャッスルⅡ」もさりげなく覗いてみましたが、お客さんはⅠの方が多い。
というわけで再びⅠの前に戻って、促されるままに入店。お客さんの入りは五分ぐらいでしょうか。ほとんど欧米人です。初めて入るお店です。どうやらタニヤは日本人、パッポンは欧米系という棲み分けが結構明確なようです。
さてステージは見上げると、化粧のきつい子が多い。目鼻立ちがくっきり。身長も高め。（もちろんヒールも高めですが）要するに欧米人好みです。この辺りナナやカウボーイとの雰囲気の違いをはっきり感じました。
ただ性格は明るくて人なつっこい感じ。遠慮無く冴えない風体の私にも満面の笑みで臨んでくれます。「へえ～、こんな感じなんだ～」とまたまた若干新境地を開拓したような気分です。
ダンスも結構一生懸命で目も楽しませてくれます。大柄で目鼻立ちのくっきりした子が怪しいダンスを披露してくれましたが、私はキレイ系は苦手。
こんな店もあるんだ～と思いつつ、ビール１本で退店。
２０１４年
パッポンに行くと最初に入るのは「エレクトリックブルー」、というのが習慣になりつつありますが、他の店はどうなんだろうと考えて選んだのがこのお店。２０１３年の１２月に初めて入店。
基本的に初心者であってもぼったくらない。誤魔化さない。ゴーゴー嬢は女性だけという点を加味して、なおかつ多少お客さんが入っているお店ということで選びました。
お店はパッポンの中央よりちょっとシーロム通り寄りにあって、上記の「エレクトリックブルー」を出て、「バタビン」の横の路地を通り抜け、パッポン通りに出て右折。この辺りにはゴーゴーのお店が何軒か並んで建っていて、お店の雰囲気もみんな似ています。
店の名前は入口の上の方に出ているのですが、間違えないようにのんびり確認していると、店の前にいる呼び込みの子達に腕をつかまれます。（すぐ隣にまったく同じようなつくりのキングキャッスルⅡがあります）
以前はつかまれると反射的に身をひいたりしましたが、最近はあまり抵抗せずに、だいたい呼び込みの子は「見るだけ～」とか言って店の前に案内するだけですから、そのままチラッと中を眺めて、空いていれば「また来るね」と言って出てきてしまうことを覚えました。
で、「キングキャッスルⅠ」ですが、お隣がⅡです。どっちがいいのかなと思って最初はちょっと悩んだのですが、入口からちょっと覗いてみると、このときはⅠの方がお客さんが入っていることが分かりましたので、迷わず選択。
中は中央にステージという普通のスタイルですが、ソファー等がかなりくたびれています。飲物は１３５Bだったでしょうか。ただし女の子の飲物が少し高い値段に設定されている（たぶん１８０B？）ようなので奢りすぎは禁物かも。
普通に飲んで眺めているだけなら、カウボーイやナナのゴーゴーとほとんど変わりません。ただ客層は欧米人の割合が多いように思えました。
パッポンのお店に行くようになって感じたことですが、踊っている子は欧米人が多いせいか化粧がきつめで目鼻立ちを無理矢理はっきりさせている子が多いです。
ちなみにこのお店は飲み物を注文するとレシートにサインをするシステムです。明朗会計を目指しているのかなと想像しています。
またヒールのせいもあると思いますが、背は高めに思えました。ということで、一見するとおとなしい日本人からは「じゃじゃ馬」に見える子も多いのですが、そんな子でもニコッと笑うと当たり前ですが微笑みの国のタイ人に早変わりします。
ナナやカウボーイで日本人が良く行く店に行くと、呼んだ数分後に「出かけよう」と言い、その気がないと分かると、「トイレ」とか「ダンス」と言ってあっと言う間に去っていく子が多いように思えますが、パッポンはそういった傾向が少ないように思いました。
そこそこ可愛らしい子もいるので、混雑している店よりも、のんびりとダンスを眺め、ときにちょっとおしゃべりをしてビールを飲みたいという人に向いているように思います。
２０１４年にも何回か行っていますが、「日本人が好き」と言って擦り寄ってくる？女の子が増えたような気がします。ただし私に擦り寄ってくるような子は、私ではなく私が持っている財布の中身の方が気になっているのだと解釈しています。
それでも嫌味は感じません。割と献身的？に擦り寄ってきますから、おじさんとしては嬉しくなってしまいます。ウエイトレスさんやママさんから「選べ」とか、私にも「飲み物」といわれることもありましたが、断ると割とあっさり引き下がってくれます。
ちなみにいつも断っていると、歓迎はしてくれますが、誰も相手にしてくれないという現象も起きます。頃合が難しいです。