５ 座席の位置
リピーターの中には低位置というのが決まっている方もいると思います。たいてい入り口を入ると、ウェイトレスさんがその姿をすぐに見つけ、「こっちだこっちだ」と座席に案内してくれます。
当然ながら、店が混んでいて座席がほとんど埋まっている場合は、残った席に座ることになりますが、そうでない場合でも、これはたぶんウェイトレスさんの仕事分担かテリトリー？の関係かと思いますが、自分が座ろうと思っていた席ではない席に案内されることもあります。
そこが明らかに自分にとっては不満な席だなと思ったら、遠慮なく「あっちの方がよい」というようなジェスチャーで指を刺せば、すぐに変更してくれます。
また実際に座ってみて不都合を感じることもあります。私の場合は視力が弱いので、ステージから遠くなると顔を良く見えません。
遠くから見て輪郭が美しいので試しに話しをしようと思って呼んでみて、近くに来てあまりの化粧の濃さにびっくり、ということもあります。
というわけで、基本的にはステージが長方形なら、その長辺に平行になった座席を選べば、距離的にも近く、ステージを見る角度も広がりますので、選択肢が多くなります。
一方長方形の４スミに当たるコーナーは、控えめに眺めたいという人に向いているかもしれません。またすでにある程度付き合いのある子がいる場合、そういった角の席で二人だけで静かに？親密度を深めるということも出来ます。
その他座席の条件として、エアコンの風がもろに吹き付けてくるとか、場合によってはエアコンから水滴が落ちてくる、足元がやけに狭い、目の前に柱がある、すぐ近くに大音量のスピーカーがある等々、条件が悪い席もあります。
その場合他の席が空いていれば、若しくは誰かお客さんが帰った後の席に移動するということも可能です。これも近くにいるウェイトレスさんに申し出れば、すぐに飲み物と請求書の入ったカップを持って移動してくれるはずです。
またゴーゴーによっては、背もたれのある長椅子のような席ではなく、丸テーブルに丸椅子があったり、ステージを取り囲むように丸椅子が置いてあったりします。
概してステージの近くに設置されていることが多いので、視力の悪い私には魅力的な席にも思えますが、背もたれがないと意外に疲れます。
また足は良く見えますが、顔を見るために少し上向きにならざるを得ず、これまた結構疲れます。
というわけで、初めて行く店で全体を把握したかったら、なるべくステージと平行になった長椅子の席に座ってのんびりするというのが一番だという結論になります。
ただこの席、お客さんが少ないと、多数の女の子から注目されますので、気恥ずかしい思いをすることもあります。（それが快感だと言う人もいるかもしれませんが）