ゴーゴーで楽しく過ごすために(4)

6 ウェイトレスさんと仲良く

 座席に座って最初にすることは飲物の注文。私はビールが好きなので、飲み過ぎだと思ったとき以外、基本的にビールを頼んでいます。

 ただしバンコクの場合は、ビールというとシンハがポピュラーで、少し安いのがチャン。そして私がいつも飲んでいるのはハイネケンです。

 これは個人的な感覚ですが、シンハはちょっと飲み過ぎると翌日に残ることがあり、私の体にはあっていないなと感じます。その点ハイネケンは、体にも合うようで、小瓶ですから量そのものはたいしたことありませんが、1日に最高5本ぐらいを限度に考えています。

 それでも店を次々と移り変わるときは、ビールばっかり飲んでいるとこの限度を超えそうになってしまうことがあるので、その場合はコーラや場合によってはミネラルウォーターを頼むときもあります。(他にもカクテルみたいなものもあります)

 ちなみにチャンビールは、パッポンUのエレクトリックブルーで飲む機会(店頭で客引きのために宣伝している60Bドラフトビールです)が多いのですが、味はともかく割と体にあっているような気がします。

 というわけで、基本はハイネケン、たまにミネラルウォーター、コーラといった感じでしょうか。これのどれかを座席に落ち着いたら頼みます。頼むときは「ビア」ではなく「ハイネケン」等銘柄名を指定します。ここまではどこのお店でも同じです。

 ちなみに注文をとってくれるウェイトレスさんは、座席の場所によって分担しているように感じます。ということは、担当しているウェイトレスさんと仲良くなると、その後の進行が割とスムースに行くと言うことです。

 ではどうやったら仲良くなれるのか?ウェイトレスさんの性格にも寄るとは思いますが、割と積極的に話しかけてきたり、暇な子を連れてきてくれたりする子がいます。

 向こうから近づいてくるときは、その子(ウェイトレスさんのほうです)が自分と相性が良いと思ったら、「飲物でも飲むかい」、と誘ってみるのも良いかもしれません。一度奢ると彼女たちはちゃんと客の顔を覚えていて、次回の訪問時からの応対が格段に変わります。

 会計時に小銭を残したりするのは割と多くの方がやっていますが、飲物を奢る人は少ないようにも感じています。

 その先はタイ語が出来ると便利なのだと思いますが、まあ身振りや雰囲気で会話らしきことも成立しますから、今度はその子に「性格がよい子(ダンサーです)はどの子?」とか「あの子の年齢は?」なんて聞くと教えてくれることもあります。

 いずれにしても、このページはゴーゴーで楽しく過ごす為の方法、すなわち出来ればいろいろな子から声をかけてもらいたいということを目的にして書いているわけで、座席に座って腕を組んで、仏頂面やしかめっ面をしてステージを眺めていたり、ウェイトレスさんを馬鹿にするような、若しくは高慢な態度をとっていると、誰も声をかけてきません。

 「ゴーゴーに来て楽しいな」と感じていれば、自然にリラックスした格好になり、ニコニコしながらステージを眺めていれば、それが多少嫌らしい目つきもしくは鼻の下を伸ばした顔つきであっても、ある程度うち解けた雰囲気にはなるものです。

 心理学的な問題もあるのだと思いますが、両手を組んでいるような人はガードが堅いように見えて、女の子も笑いかけたり、ウェイトレスさんがちょっかいを出したりすることは少ないようです。

 というわけで、初めての店は緊張感があると思いますが、ダンスを見たくて入店しているわけですから、「素晴らしいものを見せてもらってありがとう」と思っていれば、間違いなく気持ちはリラックス。ガードが下がり、いろいろな子から声がかかると思います。

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