海外旅行に行くとき気になるのが保険。これまでハワイに20回ぐらい、バンコクに10回i以上行っています。最初の頃は、馬鹿正直にツアーに付帯していた海外旅行傷害保険に高額な料金を払って加入していました。
しかしその後クレジットカードに付帯している保険でも充分だなと思えるようになり、飛行機のマイレージの事を考えながら、クレジットカードを作り、それ以外の保険は入らなくなっています。
幸か不幸か、これまで海外で保険の適用になるような病気にかかったことはありません。ただしハワイに家族旅行で行く計画を立てたとき、直前になって子供がインフルエンザに罹患。
成田空港で中止の決意をしたこともありますから、一人旅とは関係ありませんが、子供がいるときは、子供の保険だけはかけていました。
というのが以前の考え方だったのですが、2015年になって私もいつの間にか60歳を数年すぎ、自分では大丈夫と思っても、旅先での病気やケガのリスクはこれから年々高まるなと思うようになってきました。
そこでこれはハワイの例ですが、海外で医療機関にかかるといったいいくらぐらい必要かということをネットの情報で具体的に調べてみました。
すると以下はハワイの例ですが、ちょっとびっくりするような事実が判明し、改めて旅行保険について考えざるを得ないなと思うようになっています。
項目 | 金額(円) |
救急車の手配 | 5万〜10万 |
初診料 | 1.6万 |
入院(相部屋) 1日 | 12万 |
入院(個室) 1日 | 14万 |
入院(ICU) 1日 | 30万 |
風邪による通院で診察、注射等の治療 | 4万〜5万 |
盲腸手術(2泊3日) | 100万〜300万 |
脳梗塞で4日間入院、家族がハワイへ | 300万 |
盲腸手術(4泊5日) | 400万 |
就寝中に心筋梗塞・心不全となり7日間入院、医療搬送で帰国 | 450万 |
ビーチで溺れて、呼吸不全、誤嚥で5日間入院、家族がハワイへ | 600万 |
心筋梗塞で6日間入院、家族ハワイへ | 800万 |
ハナウマ湾で溺れて、誤嚥、呼吸不全、6日間入院、家族がハワイへ | 800万 |
大腿骨骨折 9日間入院手術 | 850万 |
子宮筋腫 5日間入院手術 | 1000万 |
ホテルのベッドから落下、大腿部骨折、6日間入院、医療搬送で帰国 | 1200万 |
脳卒中で倒れICUを経て、医療チームつきで帰国 | 1500万 |
溺れて心肺停止、肺炎となり19日入院、医療搬送で帰国 | 1800万 |
散歩中に転んで大腿部骨折、19日間入院、医療搬送 | 1850万 |
妊婦さんの早産、帝王切開 | 15000万 |
如何でしょうか?バンコクの場合の医療費とは異なるとは思いますが、海外での医療費と単純に考えると、日本の常識は全く通用しないことが良く分かります。
というわけで簡単に言えば、単なる通院で数万、入院で数十万、手術等が加われば100万単位のお金が必要になることが判明。
そこで改めてクレジットカードの付帯保険について調べてみると、これまで全く考慮していなかった条件があることを発見しました。
それが自動付帯と利用付帯という条件の違いで、たまたま私が持っているクレジットカードは利用付帯という条件でした。
これについて次のページで説明します。