旅行費用の捻出

 私の場合、1回のバンコク旅行の費用が15万ぐらいです。従って、年に2回行くとすると、その費用は30万。

 フルタイムで働いていたときは、ボーナスという強い味方がありましたが、年金暮らしになると、このお金を捻出するのは結構厳しいです。

 しかし、働いているときはボーナスがあっても仕事を休めるときがなく、年金暮らしになったら時間はあるけど金がない、というのではなんとも歯がゆいです。

 それはそれとして、ではどうやって旅行費用を捻出するかです。現役時代は年間の旅費(例えば50万)を捻出するために、25万をボーナス、残りの25万を月々の給料から、というように考えていました。

 つまりボーナスは6月と12月の2回ですから、そこから12.5万ずつ。また給料から2万円ぐらいずつ積み立てて、これを旅費と考えることにしていました。

 年金暮らしになってからは、この方法は使えませんので、結局資産の目減りを覚悟しつつ、年金から少し、パートタイム等の仕事で稼いだお金から少しずつ捻出しています。

 また、ちょっと情けない話ですが、日ごろ使っている財布の中に溢れてくる100円玉や500円玉を貯金箱に入れて、満杯になったら取り出して旅費の足しにする、ということもやっています。

 ある意味これが年金暮らしのささやかなボーナスだと思っていますが、涙ぐましい努力だと笑われてしまうかもしれません。

 しかし海外旅行に自力で行けるのは、この先それほど長く続く訳ではありません。これはシニアの旅行につきものの考え方だと思いますが、体力があるうちにあちこちに行きたいと切実に思っています。

 もう1点。効率的な資金の運用と言うことでは、クレジットカードで日常的にショッピングポイントを貯め、これをマイレージに転換するということをやっています。

 私が使っているメインのカードは、アメックスの「スカイトラベラーカード」で、日常のショッピングで100円が1ポイント。これがそのまま1マイルに換算されますので、効率的です。

 ただし年間の費用が10500円かかります。その分ラウンジが使えたり、海外旅行の傷害保険が家族にも適用できたり、帰国時にスーツケースを1個無料で自宅に送ることが出来るというメリットもあり、結構重宝しています。

 すでにこのカードでためたポイントを使って、ビジネスクラスの旅行を楽しんだりしていますので、利用価値は大きいです。



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バンコク一人旅 準備編


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