マッサージ店の概要

 バンコクの街中を歩いていると、あちこちでマッサージやさんを目にします。ガイドブックにも、タイでは気持ちの良いマッサージを日本と比べると格安な料金で体験できると書かれていますので、誰もが一度は体験したいと思うのではないでしょうか。

 そこでこのマッサージの情報について、事前にネットで調べたりするわけですが、どうも意図した店と違う雰囲気の情報が多く出てくるのもタイのマッサージの特徴です。

 一般的には、旅行中に疲れた体を癒してもらうために、全身のコリをほぐしてもらいたいと考えるわけですが、どうも全身ではなく、男性諸氏の中には、体の一部だけに特化して気持ちよくなりたい、と思う部分があるようで、これが話をややこしくしています。

 というわけで、バンコク市街にはごく普通のマッサージやさんと、男性諸氏が何らかの特別な目的を持って訪れるマッサージやさんと、さらにその中間ぐらい、すなわち希望によってはそう言ったことも出来るマッサージやさんがあり、さらにさらにマッサージパーラーと呼ばれる、大型のホテルのようなマッサージやさんも存在します。

 最後にかいた大型のマッサージパーラーさんは、それこそ男性が歓楽のみを目的として訪れる場所ですから、すぐに区別がつきますが、それ以外のお店は、最初のうちなかなか区別が尽きません。

 純粋にマッサージのみを楽しみたいと思う人は、基本的にガイドブックに書かれた店を訪れるのが無難です。

 私は1回目のバンコク旅行で、ネットの情報を読んでここなら大丈夫だろうと思った店が、実は一部の男性が喜ぶ店で、最初は普通に行われていたマッサージですが、途中からなんだかマッサージの場所が一部に片寄る傾向を帯び、最後は妙に体をすり寄せてくる状態になってしまい、お誘いを断るのに苦労しました。

 確かに今になって考えると、店に入った瞬間に怪しい雰囲気を感じていたものの、それがバンコクでは普通なんだろうと思っていました。初めてのバンコクですからやむを得ない部分はあると思います。

 というわけで、その時は必死になってお誘いを断りましたが、そう言った経験を経て、逆に怪しい店はなんとなく分かるようになりました。

 基本的に店の前に若い女の子達が並んで呼び込みをしている店は怪しい部類に入ると思いますが、その奧の店の雰囲気を見て、お客さんが横に並んで寝そべっているような店なら問題はなさそうです。

 女の子が呼び込みをして、なおかつ店の内部の様子が余り分からないような店は避けた方が(好む人もいるかもしれませんが)無難です。

 またマッサージ本来の技術ですが、当然怪しい店の技術は、マッサージよりも違うところに焦点が置かれますので、体のほぐし効果は期待しない方が良いと思います。

 なお最近は私自身の目が肥えたのか、いわゆる筋肉もりもりの女性といえるのかどうか分からない女性が行うマッサージもあることが分かってきました。
 



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