パタヤ市街の特徴

 パタヤに行く前に、地理についてはガイドブック等を使っていろいろ調べたのですが、やはり実際に目で見ないとなかなかイメージはつかみにくいですね。

 ただ私はハワイが好きで、ワイキキには20回ぐらい行っているので、ビーチ沿いのリゾート地の道路について、なんとなくその雰囲気を知っています。でそのワイキキの街の作りとパタヤの街の作りは実際にひじょうによく似ています。


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 第一の特徴は海があること、そして南北およそ3kmのビーチ沿いに「ビーチロード」と呼ばれる道路が走っています。さらに一本陸側に入ると、「セカンドロード」と呼ばれる道が海沿いの道と並行に走り、さらにもう1本内陸側に「サードロード」が走っています。

 この南北に走る3本の道路を東西に繋ぐ細い道路が一杯あり、一方ビーチ側の道路とセカンドロードが左回りの一方通行になっている辺り、ワイキキを意識して作ったのではないかと思えてしょうがないです。

 この南北3kmぐらいの間に大小様々なホテルが建っていますが、その数はガイドブックで見てもざっと50ぐらいはありそうですから、各自の好みに応じて自由に選ぶことが出来ると思います。

 問題は各自の好みという部分で、実はパタヤで私も含めて男性諸氏が向かうところは、昼は近隣の島(ラン島)か中央付近にあるセントラルと呼ばれるショッピングモール、さらにホテル近くのビアバー、夜はビーチ沿いの道路の散歩と、さらに一番南側の通称「ウォーキングストリート」と呼ばれる部分もしくはLKメトロと呼ばれる地区だと思います。

 さらに街の喧噪はビーチ沿いの道は車の交通量も多く、しょっちゅうクラクション等が鳴らされていますから、かなりうるさいです。

 また内陸に入っていく細い道であっても、交通量は少なくても通りによっては深夜まで大きな音を出して営業をしているビアバーがありますから、私が最初に悩んだのは寝るときは静かな環境が好きなので、ホテルのロケーションの選定でした。

 さらに言うと、バンコク市街から通常のバスでパタヤまで行くと、バスの終点はパタヤ市街の北の停留所になっていて、そこからさらに「ソンテウ」という乗り物に乗らないとホテル近辺まで行けません。

 私の場合はそれが面倒に思えたので、ホテルの前まで連れて行ってくれる「ベルトラベルサービス」を選んだわけです。

 もちろん空港やバンコク市街から直接タクシーを飛ばすという方法もあるみたいですが、長距離になるので運転者さんもあまりそういった走行を好まないという噂も聞いています。

 ただし最近乗車したタクシーの背もたれには、距離と料金表が掲示されていて、パタヤまでだとだいたい1500Bになることが分かりました。

 というわけで、私の場合は、騒音は嫌いだけど夜はウォーキングストリート近辺を徘徊したいという希望があり、なおかつ徘徊するためには出来ればホテルから歩いていけるぐらいの距離が良いと考え、かなり場所の選定に悩みました。行ったことがない場所ですから尚更です。



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