メータータクシーを
気持ち良く利用するために

 気持ち良くメータータクシーを使うための手順をまとめておきます。

@ あらかじめ地図で、自分の目的地の方向を確かめる

 当たり前のことなのですが、バンコクの場合、一方通行が多いので、出来ればそう言った表示も含めて、方向を確認した方が良さそうです。

 また運転手さんは目的地が左側に来るように走りますから、とんでもなく遠回りをすることもあります。
 
 つまり目的地を右手に見て通過してから、どこかでユーターンして戻って来るというイメージです。

 道を横断する手段があるなら、場合によっては道の反対側を目的地として示した方が、簡単にたどり着ける場合もあります。


A なるべく流しのタクシーか、係員のいる公共のタクシー乗り場を利用する

 ともかくタクシーの数が多いので、ちょっと大通りに出れば、数十秒か数分で空車が来ます。

 その意味では、不愉快な思いをしたくなければ、ホテル前に待機しているタクシーは利用しない方が無難です。(ホテルフロントで呼んでもらう場合は問題ないです)

 また深夜や早朝でも、昼間とほとんど変わらないぐらいのタクシーが走っています。


B 空車を見つける

 空車の場合、フロントガラスに赤字のサインが出ています。タイ語ですから読めませんが、点灯しているかどうかは遠くからすぐ分かります。

 空車のサインが出ていても、止まらない場合がたまにあります。合図が見えなかったのか、どこか急いでいくところがあるのだと思います。

 目的地に行く前に、ガソリンスタンドに直行なんて事も経験しました。


C 手は水平に挙げる

 手のひらをヒラヒラさせると書いてあるガイドブックもありますが、別に無理に動かさなくても、歩道から身を乗り出し、タクシーの方を見て水平に手を挙げれば、運転手さんはすぐに気がつきます。

 ただ水平に手を挙げると、自然に下向きにおいでおいでをしたくなります。


D すぐに乗り込まない

 助手席か後部座席のドアを自分で開けて、目的地を告げます。止まった瞬間に、運転手さんが助手席の窓を開けてくれる場合もあります。

 この時なるべくメジャーな地名(ソイの番号)や駅名を告げた方がよいことが分かりました。ホテル名を言っても分からないことが多いです。場合によってはメジャーな場所から、自分で道案内をする必要があります。

 またBTSはビーティーエスで通じますが地下鉄はMRT(エムアールティー)よりもサブウェイといった方が通じやすいように感じます。


E 運転手さんの返事を待つ

 場所が確認できて、メーターで行ける場合は、頷く運転手さんが多いように思います。すぐに乗って、というジェスチャーをする人もいます。

 この段階で、メーターを使いたくない良心的?な運転手さんは、料金を提示してくることが多いです。

 良心的な運転手さんの場合は、行く途中の道が混んでいる場合に料金を言ってきます。「トラフィック ジャム?」と聞いて、確かめたことが何回かあります。

 また夜9時以降は夜遊びで利用する人が多いのか、交渉する機会も増えるような気がします。特に女性連れの場合は交渉する機会が増えます。



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