バンコクの魅力 物価の安さ

交通費

 日本では電車の初乗り運賃が150円前後でしょうか。バスもそのくらい。タクシーは700円前後?

 それぞれタイバーツに換算すると2012年の10月時点で60B、270Bぐらいでしょうか。タクシーで10kmぐらい走ると3000〜4000円。バーツ換算で1150〜1540Bです。

 一方私は最初のバンコク旅行では、交通事情が分からない上、初めての土地で不安だったので空港からリムジンを使いました。この料金が600Bですから1800円ぐらい。

 妙に高い気がしますが、この間の距離は25kmぐらいありますから、日本なら10000円ぐらいかかる計算になります。しかもこのリムジンはかなり良い車を使って、いわゆるVIP待遇でホテルまで送り届けてくれます。

 つまり日本の5分の1ぐらいの料金で、空港からホテルまでVIP待遇で送迎してくれると言うことです。(2012年現在、スワンナプーム空港からのリムジンの代金は1000Bを越しているようですから、日本円の3分の1ぐらいになったように気がします。それでも充分に安いのですが)

 普通のタクシーの場合は、スワンナプーム空港空港から250B前後でしょうか。日本円で800〜900円、無茶苦茶安いです。(実際にはこれに高速料金と空港使用料が加算され150Bぐらい増えます)

 こういった安さは、市街のBTSやMRTでも感じることが出来ます。切符を買うとき20B(50円ぐらい)でお釣りが出るなんてこともカルチャーショックです。

 これがチャオプラヤー川の渡し船ぐらいになると、5B(10数円)なんていう乗船料金があったりするので、いかに日本の物価が高いのかを痛感します。(ただし渡し船そのものは大変なボロ船で、日本の船とは雲泥の差があります)


宿泊費

 宿泊についてはそれこそピンからキリまであるというのがバンコクの第一の特徴かもしれません。一時期バンコクのバックパッカーの旅行記をいろいろ読みましたが、そこには1泊数百円?の安い宿の話がいろいろ面白おかしく書かれていました。

 私が最初に宿泊したのはラチャダーの「エメラルドホテル」ですが、この時の料金が1泊5000円ぐらいだったと思います。1泊5000円というと、日本ではビジネスホテルに相当し、部屋は10数平方mで必要最小限の設備がコンパクトにまとめられています。

 しかしバンコクのホテルで5000円というのは中級レベルに相当するようで、部屋の広さは30平方m前後有り、朝食付き。

 タクシーで到着したときはドアボーイが出迎えてくれ、部屋では巨大なダブルベッドがド〜ンと出迎えてくれました。その後3000円程度のホテルにも泊まりましたが、日本のビジネスホテルのような狭い部屋は皆無で、どこも朝食付きできちんとしていました。

 というわけで、バンコクは安い費用で宿泊を楽しめる場所だと言うことがよく分かりました。この辺りから、バンコク旅行はプチリッチな気分を味わえるんだという意識が芽生えました。



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